日本手帖の会主催、「手帳総選挙」に行ってきました！私のベスト3

2012年12月8日、9日、横浜はなか区民活動センターで行われた「手帳100冊!書きくらべ総選挙!」に行って参りました！
この総選挙が行われる前週のタイミングだったので、なんというタイミング！ネーミングセンス！・・・と日本手帖の会のみなさまに脱帽です。
一人3票の投票ができ、3会場（先週末はなんと銀座東急ハンズでも急遽開催されたようですよ！）での集計を終えてから結果発表される予定です。

手帳ユーザーが企画したイベントですが、なんといっても、このイベントの最大の特徴は「実際に試し書きができること！」でした。
どんなに気に入ったスタイルの手帳でも、実際に買って自分の好きなペンや万年筆で記入してみたらにじみやすくてがっかりすることってありますよね。
このイベントで書かせてもらうことで、絶対なくなるのでは・・・ということで2013年の手帳選びの参考に！！と参加してきました。
満足した手帳が見つかりましたよ！

以下、私のお気に入りランキングといきたいと思います。

＜第3位＞　高橋書店　余白手帳

こんなレイアウト、斬新かも！
バーチカルの習慣予定表の記入欄の周りに大きな余白！！
一見不自然なのですが、実際手にとり記入してみると不思議といい感じ。懐の大きさを感じさせます。
欄外にちょっと書きたいことって意外とありますよね。大事なこと、思いついたことなど、自由に書き込めるアイデア、いいなぁと思いました。

私が持って行った筆記具は、モンブランの万年筆にPilot色彩雫「月夜」のインクを入れたものです。「月夜」は割りと滲みやすいインクですが、問題なし！
書いた質感もとても良かったです。

・2013年度版も、「余白がたくさんある手帳」出来ました。
　高橋書店が主催する「手帳大賞」の第14回最優秀企画賞受賞作の商品化だそうです。

＜第2位＞　朝日新聞出版　Ypad3
これはネットで見つけて気になっていた手帳。横長のスタイルに、複数プロジェクトを管理するチャートを記入できるスタイルです。
本のデザインをされている寄藤文平さんという方がデザインしたそうで、なるほど人目を引く装丁です。

中もとてもユニークです。
仕事が猛烈に忙しく複数タスクで動いているビジネスマンにはもちろん、私のように仕事も家庭もそれなりに大変でなぜか分刻みで動かないといけなくなっている人にもぴったり。
人生ってほんと多重タスクでまわってますよね～。これを使ったら取りこぼしが減るのでは・・・という夢を持たせてくれる手帳です。

紙は厚めでコシがありしっかりしていますが、Pilot色彩雫「月夜」のインクはやや滲みました。

寄藤文平さんのHP
・Ypad
・『yPad3』ができました

＜第1位＞　若越印刷　プレイオフ

わけもなく好き、ってありますよね。それがこのプレイオフでした。
この若越印刷プレイオフは私のブログ記事「来年の手帳について考える・・・欲しいのはコレ！」にも書きましたが、ISOT2012で出会った手帳メーカーさんです。
ものすごく洗練されているわけでも、すごく凝っているわけでもないのですが、妙に気になる。
ただ、用紙はトモエリバーだし、品の良いクリームの色合いも良い。老舗の手帳メーカーさんならではの堅実な手帳です。
万年筆で書いてもにじみはまったくありませんでした。

普通なんです。でも好きになるのに理由はないんです。

ただ、表紙の質感は独特でしたよ。
うんちくをどうぞ→　「耐久力と復元力に優れたポリウレタン製カバー [Made in Italy]
天然ゴムに似た繊維を持ち、ゴムに比べて800%を超える強度を持つ。また、比重が1～1.3と、繊維の中では最も軽い。」
理解に一呼吸かかりましたが、ハードな使用に耐えるというならいずれノートのラインアップを使ってみてもいいかな、と思っています。