姫革なめしのブックカバー。
表参道を散策している時にみつけた「Rin」というお店。
「地域発職人の技+日本デザイン」というコンセプトのショップで、伝統工芸でありながあら洗練されたデザインのセレクトショップです。
革製品、金属加工商品、酒器・食器、紙製品までかなり面白いものがたくさんあります。30分位、店内をゆっくり見て回りました。
その中で気に入って購入したのはこちら。
「姫革なめし」のブックカバー。
異国情緒漂うこの柄なのに、日本の伝統工芸品ということにびっくりしました!
姫革なめしとは、姫路城のまわりで4,5世紀位から続く伝統工芸。武将の鎧冑や馬具に使われていたとのことです。
軽くて、強く、装飾性豊かなのが特徴だそうです。
清潔感あふれる白!
白なめし、とも呼ばれるそうです。
牛皮を脱毛して塩と菜種油を用いながら揉みあげ、天日に晒して仕上げるんですって。
型押しして彩色されて、あか抜けた雰囲気です。
いろんな柄がほかにもあって、もっとカラフルなひとつは母にプレゼントとして渡しました。
機会があったらアップしますね。
中はこんな感じ。
ゆったりとしてサイズには柔軟に対応という感じです。
中身の本は、ある方が推薦していたので買ってみました!福永武彦氏の「愛の試み」。
一文一文噛み締めて読みたいような、愛について考え抜いた文章。
孤独についてなんて、つい唸ってしまいます。
途中、何本か挿話もあって楽しいんですよ。
でも読んでいると、考えが心の深いところに降りてきて…いつの間にか、眠くなってしまうこともしばしば。…いつまで経っても読み終わらない、一冊です。
福永武彦さんの著作はよく教科書に採用されていたそうですが、私はちょっと覚えがありません。
私の通った学校の教科書で使われていなかっただけかも知れません。
ハ音記号
2010年8月20日 at 10:25 PMわぁ、ステキな柄ですねぇ!
白地に青の唐草なんてまるでトルコのブルーモスクみたい。
この姫路の白なめしのペンケース、昨年の万年筆関連のイベントで
どなたか(どーむさん?)に見せてもらった覚えがあります。
とても可愛らしい花柄でしたが、小物だと意外にお値段も
リーズナブルらしいので、私もペンケース買おうかな。
みーにゃ
2010年8月23日 at 3:17 PMありがとうございます!これ涼しげでいいですよね♪
> 白地に青の唐草なんてまるでトルコのブルーモスクみたい。
私もトルコとかそっちの鮮やかなブルーを連想しました~!
> この姫路の白なめしのペンケース、昨年の万年筆関連のイベントで
> どなたか(どーむさん?)に見せてもらった覚えがあります。
> とても可愛らしい花柄でしたが、小物だと意外にお値段も
> リーズナブルらしいので、私もペンケース買おうかな。
おおっ、お持ちの方がいらっしゃるのですね☆
どーむさんの記事を検索したら出てきました!
ほんと意外なほどリーズナブルでした。この革カバーで3500円でした。