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書道の体験レッスンに行ってきました!

私には万年筆つながりでできた書のとても上手なお友達がいまして、その方から頂く達筆なお手紙を見るたびにいつかは書道をやってみたいなぁと思っていたんです。
年末くらいから「小筆で書けるようになりたい」という思いが強くなり、近くに教えてくださる先生がいないかしら、と探していました。
ネットでブログをお持ちの先生を知り、茶道も教えられていて日本文化に造詣が深く、文や写真からあたたかな人柄を感じるにつけ、お会いしたい、習いたいという気持ちが募りました。
年明けてからご連絡して、ついに体験レッスンして頂くことができました!

高校生以来始めて持つ筆。それも小筆でこのように書くのは初めてなので、肘をつかず上げたまま筆を動かすという持ち方は初めてでしたが不思議と自然に姿勢をとることができました。
美しい「かな文字」に魅かれる私。
かな文字を学ぶには、まず高野切(こうやぎれ)から学ぶのが一般的なのだそうです。
高野切とは紀貫之編纂の古今和歌集の写本のことで、11世紀頃に書かれたもの。テキストを見せて頂きましたがその文字の美しいこと!(ほとんど読めませんが)
その書風は仮名書道の最高峰とされ、お手本として教本になっているそうです。

一文字ずつ教本を見ながら、そして先生に赤で書いていただいたお手本を見ながら書いてみました。
6枚も半紙を使わせていただいてしまいましたが、難しいこと!
形を気にしていると筆運びがおろそかになり流れがなくなります。流れを意識していると字形が自分の文字そのものになってしまいます。
・・・下手ですが、初めて書いたものなので記念の1枚です。

kanamoji
1時間位のレッスンでしたが、何でこんなに楽しく感じるのだろう!?と不思議なほど充実したひとときでした。
高校の授業の書道は苦痛だったのですが……大人になると学びなおしたくなることもあるんですね。不思議です。

写真に写っている猫は元外猫。
庭先を通るこの子に餌をあげ、軒を貸し、犬小屋を買い与え、朝晩あんかを入れるようになり、・・・とうとうその猫小屋で子猫を産んだアミーです。
もうすっかり我が家の子になりました。こう顔だけ見るとうちの先住猫のメインクーンにそっくり!でも恐らく雑種なのでしょう、それほど大きくないです。
風貌がミーに似ていなければ、餌を上げることもなく、そもそも気にかけることもなかったでしょう。ご縁です。

このアミーはうちに入れてもらうことに相当な執念があり、部屋に入れて欲しくて餌をあげ終わって私が部屋に帰る時には随分噛み付かれました。
ふくらはぎや腿などを思いっきり!ひどい傷になりました。
「行かないで!私も中に入れて」と言っていたようです。
この時ばかりは野生を感じて恐ろしいので、ズボンは2~3枚履き、手は厚手の手袋を必ずしていました。それでもかなり痛かった。
「どうしてすでに3頭もいて、中には繊細な性格の猫もいるこの家にあげてあげられようか。絶対無理」と思っていたのですが、結局アミーの思いはかなってしまいました。
おかげで我が家は猫だらけ。
母の方にはもともとの2頭+アミーと子猫2頭で5頭。私の方は1頭。合わせて6頭です!

アミーは出産後も発情してしまって家出してしまったり、いろいろあったのですが、今はこの通り。
ホットひざ掛けの上でゴローンゴローン!警戒心ゼロ。子猫2匹も元気です。
避妊手術も受け、その後は落ち着いたので外に出ることもなくなりました。
人なつこくて、犬みたい!
子どもにも優しく寛大なのでうちの息子が思い切り可愛がれる唯一の猫です。

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