プラチナ ピグメントインク、使ってみました。
最初のきっかけはこれでした。
父の形見のモンブラン マイスターシュテック146。
20年ものの古いものですが、私が日々勉強する上で使用してみよう!と不意に思ったのです。
古いものなので、ペン先が今とは違いますね。
金一色です。
プラチナの顔料系のインク「ピグメントインク」、使ってみました!水の滲みに本当に強いんですよね。
雨の時期の万年筆仲間からのハガキには、このインクがよく使われていて、明るい青色や滲まない機能性に感心していました。
このインクの箱書きには「耐光性と耐水性に優れているので、長期保管を目的とした文書にも最適です。にじみが少なく、濃くクッキリとした線をスムーズに書くことができます。」とあります。
「但し、水溶性ではない為、一度乾燥すると再び溶けないので、万年筆に使用する際は、メンテナンス等の注意が必要です。」とのこと。
要は水に強く、書き味もスムーズで良いけれど、固まると厄介、ということですね。
こんなとき、私にとって便利な万年筆はこちら。
偉大なる安物、シェーファーのノンナンセンスです。
元の値段が安いけど、書きやすくて、シンプルで使いやすくて、大好きです!
これにインクを入れると良く使うので、ちょっと癖のあるインクでもトラブル知らず。このステンレスのメタリックな軸もクールです。
インクは明るい青色。
割とさらっとしていて、良い感じです。
使えば使うほど、病み付きになるサラサラ感。
カーボンインクのぬらぬら感とは全然違いますが、この書き味はかなり気に入りました。
さて肝心の耐水性をチェック。
水滴をたらしてみると…はいOKです。
まったく問題ないです☆
現行モデルはこんな感じで、14金に美しいプラチナ装飾が施されていますものね。
もともと、父はモノが好きで、革小物から筆記具、メモ、ノートに至るまで、ちょっと凝ったかっこいいモノを使っていました。
その影響を受け、私も文房具大好きに。
ただ、実は万年筆にはあまりいい思い出はありませんでした。
というのは、中高で「ペン習字」を6年間学びましたが、堅苦しいイメージしかなかったんです。
それに、子供の使うペンですから、セーラーの初心者用でそれほど書き心地も良くなく・・・
失くしてしまったそれの代わりに、買ってもらったラミーのオレンジ色の万年筆はデザインが大人すぎて、そんなに好めなかった。
しかし、今回、改めて形見のモンブランを使ってみて、すっかりその魅力にときめいてしまいました。
5年ほど使っていなかった万年筆ですから、使えるかドキドキ!
吸入式でゆっくり吸い上げる・・・。
書いてみる・・・。
使えました~!
※実はこれこそ、モンブランの真価らしいですね。
手入れをせず何年も放置した万年筆が、いきなり使える!
普通はありえない、ということを後で知りました。
もともと「B」だったペン先は使い込むことでより太くなっているようですが、なめらかな書き心地は感動モノ。
高価な品というのは、知りませんでしたが、大切に使っていなかったことを父に申し訳なく思いました。
さて、次はなぜ、万年筆に触れてみよう!と思ったかをお話します♪
無命
2007年10月5日 at 4:09 AMSECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
このタイトルは・・・
kwauch
2007年10月22日 at 5:53 PMSECRET: 0
PASS: be83e113aeeec3717846a8131ae8370e
はじめまして!コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
短い文ですが、意図はなんとなく分かります…たぶん、思われている通りかと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
マジェスティ
2009年12月7日 at 1:21 AMSECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
うーん、私根性無しですから、これ発売初期に買ったもののとうとう一回も使わず終いでフェンテ交流会のバザーに出してしまいました(^_^;)
こう言う類で常用しているのは、唯一極黒ですね。
とても綺麗な色合いですねo(^-^)o
みーにゃ
2009年12月7日 at 3:56 PM> うーん、私根性無しですから、これ発売初期に買ったもののとうとう一回も使わず終いでフェンテ交流会のバザーに出してしまいました(^_^;)
そうでしたか、ちょっとリスクがありますからね~。
書き心地はバッチリなんですけどね♪
> こう言う類で常用しているのは、唯一極黒ですね。
>
> とても綺麗な色合いですねo(^-^)o
はい、明るい青で結構好きです。
どーむ
2009年12月7日 at 10:44 PM顔料というので安心しているとプラチナの顔料系は結構豪快に抜けますよね。なので意外と紙を選ぶので、最近はすっかりセーラーの顔料ばかりです。
みーにゃ
2009年12月9日 at 12:04 AM> 顔料というので安心しているとプラチナの顔料系は結構豪快に抜けますよね。なので意外と紙を選ぶので、最近はすっかりセーラーの顔料ばかりです。
おっしゃるとおり、相当抜けますね。
紙によっては使いたくなくなるほど滲むので、がっかりしたことがあります☆
セーラーの顔料インクといえば、極黒ですね。あれは、ブルー系も出たんでしたっけ?