Wancher(ワンチャー)オリジナル万年筆「流光」にインクを入れる
これまで使ったことのないWancherの万年筆。
この万年筆の名前は「流光(りゅうこう)」。モデル名は「ブルーモーメント」というらしい。
ブルーモーメントといえば、夕方、太陽が沈んだ後、完全に暗くなる前の一瞬をイメージするが、
この万年筆に似合う「時間」というものがあるとすれば、朝だと思う。
目覚めて、リビングに上がり、テーブルの上のこのペンを見た。
透明度の高いボディが朝日を浴びてキラキラしと輝いてなんとも美しい!
思わず、写真を撮ったのが下の写真。
万年筆と一緒につけてくれた「ブルーモーメント」というインクをコンバーターに入れて書いてみる。
ブルーブラックだ。インクフローがとても良く、ステンレスのペン先ながら書き心地は上々!
つい、作家の名文などを書き写して見たりして。
大きなペンなので、女子の手で持つとこんな感じ。
程よい重み。ペンを立たせ気味で書いても、寝かせ気味で書いてもどちらも書きやすい。
キャップ内部にはなんとプラチナ万年筆でいう「スリップシール機構」、つまり、インクの蒸散を抑え、気圧の変化によるインクの漏れも防ぐ機構がちゃんとついているのです!
「インナースプリングパッキングキャップ」!すごい!
確かに、書き出しはいつもウェッティで滑らか。
アイドロップ式万年筆として、軸に直接インクを入れても大丈夫!という安心感がある。
Wancherという会社は「萬佳」とも書き、どこかエキゾチックな雰囲気のある会社だ。
大分県にあるらしい。
社長が万年筆や時計が好きで、筆記具の輸入販売だけではなく、オリジナルの商品を作り出そうという強い意欲があって
このような商品を生み出したとのこと。この「流光」は第2世代の商品だそう。
今年1月には、エボナイトと漆を使った日本の伝統色が濃い万年筆「Dream Pen」を発表。
クラウドファンディングで募集開始から1時間で目標金額(150万円)を突破。締め切りまでに目標の17倍の¥32,746,309の資金が集まったという。
世界から注目される新しい万年筆メーカー!すごい!
さてさて、次は私の好きなインクを入れて、レビューして見たい。
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